猫といる日々


by takitochii

猫の歯肉炎・口内炎

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歯磨きセット


 nakonakoさんmito_and_tanuさんご兄妹から、たきにと、歯磨きセットをいただいた。自宅近辺の野良たちの保護ケアを長年こつこつと続け、家の子にした猫たちの口内炎ケアなども、本当に参考になることをいろいろうかがった。ありがとうございます。

 口内炎で苦しむ猫は多い。ご本人の快諾を得たので、nakonako家の口内炎ケアをご紹介します。

*****

歯茎の炎症(歯肉炎・口内炎)のことなのですが、我が家での体験を通した
治療を以下まとめてみました。←またまた余計なことなのですが…。
(お医者さんの意見・説明を自分なりに理解してまとめたものですが、素人が書
くものですのでご参考程度に止めておいてください。)


≪歯茎の炎症(歯肉炎・口内炎)における治療の流れ≫

Ⅰ.軽度のもの(ちょっと腫れているくらい)
・マキシガードをつける。
・歯磨きのとき、「歯を磨く」とともに、「歯茎のマッサージ」をする。(←人
間の歯肉炎対策のマッサージと同様)
・口内細菌の繁殖を抑えるためイソジン(10倍希釈)をつける。ただし、最近は
イソジンにより細胞が死ぬ恐れもあることが分かってきたため使用はお勧めでき
ない。
・歯ブラシはこちらがgood。

Ⅱ.重度のもの(腫れて食欲が減退・歯茎から血が出る)
(1)ステロイド
・まず、そもそもステロイド治療が効果がある子なのかを調べるため病理検査を
する(口内の細胞を二箇所取り、検査機関に送る。うちの場合はアメリカに送っ
てました。)
・ステロイドが効果があると分かった場合…
そもそもステロイドには効き目の弱いものと強いものがある。
(弱い)プレドニゾロン→一日で吸収される。
(強い)デキサメソゾン→効き目が長い。2週間もつ。
一般に口内炎の治療はデキサメソゾンを使うが、プレドニゾロンを使って効果が
出るならプレドニゾロンでいくべし。もしくは、すごく具合の悪い時のみデキサ
メサゾンを使う。
ステロイドは副作用も多いので、使用は控えめに。

人間より猫の方がステロイドへの耐性があるといわれているが、副作用はある。
先生の患猫で糖尿病の副作用が出た症例が一例あり。(←ただ、本当に稀な例らしい)

(2)抗生物質
ステロイドと併用することにより治療効果がより上がる。
我が家は、クリンダマイシンという抗生物質を使用。

(3)インターフェロン
免疫力アップ効果。ウィルス性口内炎の原因の一つであるカリシウィルス・ヘル
ペスウィルスを排除する。
ただし、個体によってはマイナスの効果になることがあり。先生の患猫で一症例
あり。
病理検査でステロイドが使えると解かったなら、インターフェロンは使わずにス
テロイドを使うのが無難。

(4)レーザー
理由は解からないが、レーザーをあてると口内炎の痛みが好転する。
本当は毎日でもやるといいのだが、物理的に無理なので週一位が一般的。
副作用なし。
ステロイドなどと併用するタイプの治療。

(5)ラクトフェリン
サプリメント。一応効くらしいが、我が家の場合はあまり実感はなかった。
副作用なし。
空腹時に歯茎にサラサラまぶす。
猫用のものも出ているが、人間用の純度の高いものの方がよい。人間の薬局で相談すると吉。
ステロイドなどと併用するタイプの治療。


(6)歯石取り
口内を清潔にするため。
麻酔をかけて取ってもらう。

(7)抜歯
歯の周りが病巣になりやすいため、歯を抜けば細菌・ウィルスの繁殖を抑えられる。
歯が触れて痛いことを防げる。
ただ、歯を抜いても根本解決にはならない。
歯は二度と生えないので抜歯は最後の手段。出来れば避けたい。我が家は行って
いない。

3.「2」を前提に一般的な治療
原則、レーザーとラクトフェリン。
具合が悪くなったときにステロイド・抗生物質を使用。(具合が悪いときもレー
ザーは続ける。ラクトフェリンは粒子が歯茎に当たって痛いので一時中止。)

4.我が家の治療(変則的。一般的でない)
もともと「3」を行っていた。
しかし、途中で我が家の個体には消炎剤であるメタカム(商品名:メロキシカ
ム)が効くと解かり、変更。
原則メタカム、悪化のときのみステロイド。

ただし、メタカムは腎臓に負担。
腎機能に影響が出ていないか、毎月腎パネル検査をしつつ使用している。

…とこんな感じです。
たきちゃんは軽度だと思うので「Ⅱ」はぜんぜん関係なかったかも。
長々すみませんでした。

 そして、mito_and_tanuさんから。歯磨きセットの使い方。
液体歯磨き「マキシガード」
・中に入っている白い粉は必ず混ぜてください。この粉に歯茎を良好に保つ効果があります。
※白い粉はビタミンCのようです
・保存は冷蔵庫で
・できれば毎日つけてあげてください

マキシガードをつけた所感
・歯茎の腫れ、口臭の低減(ほとんど感じません)
・歯石が硬くならず、ざっくりした感じになります


歯磨き手続き(わが家の場合)
・マキシガードをつける
・歯ブラシ(ワンタフト)で磨く
・水で流す(スポイトで)
・もう1回マキシガードをつける(ばっちり)

・歯石がついているときは歯石とり(スケーラー)でとる
・あまり力を入れると歯茎にダメージなので、軽く削る感じで(けっこうゾリゾリとれます)
・マメにとるといいです
・歯石とりはマメにとぐと切れ味大幅アップです
※画像奥のシャープナーでとぐ

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# by takitochii | 2006-08-23 14:40 | 日常

ゲルマ樹液シート

 連日、蒸し暑い。「梅雨寒(つゆざむ)」が、今年はない。
 湿気除去に「おお、あれがあったか!」とごろごろ取り出したのがコンビニクーラー。冷やすのはさほどでもないのだけれど、スポット的に除湿してくれる、コンパクトな除湿機。台所にごろごろ。茶の間にごろごろ。すぐに満水になる。空気がからりとなるから助かる。エアコンの除湿より体にやさしいんじゃないかな。買うときはそれなりに迷ったけれど、よかった。ただし、東北地方以外でどれほど活躍するかは不明。

 この時期、毎年蕁麻疹やら(日光過敏症らしい)体調を崩す母だが、それなりに元気だ、今年は。
 ドラッグストアで見かけた足裏に貼る「ゲルマ樹液シート」を気に入ってくれた。私も気に入ったわ~。今夜は静脈瘤に貼ってみると、楽しそう。

*****

 「がんは誰が治すのか」を読書中。おもしろい。著者はプロポリスの効果を発見した人なのだけれど、夢の抗がん剤は存在しない。プロポリスはがんそのものを叩くのではなく、何かがんに対抗する免疫物質を引き出す介助的な働きをする、らしい。まだ読みかけだけど。自身もがんになり、アメリカで研究機関に所属し、科学者の文章は説得力がある。レイキとか整体とかも試したらしいけど…ホメオパシーは今のところ出てこないなあ。

*****

 月曜に、文字どおり行き倒れの猫を保護。最初見たときは心の中で「ごめん、がんばってくれ」と見過ごしたのだけれど、やっぱり気になって再びその場所にいったら。駐車場のタイヤ留めにぴったり横たわっていた。そっか、死んじゃって誰かが横に寄せたのかな。たみおと同じ場所に埋葬しようと思って近づいたら、むくりと首をもたげた。
 じわじわと、暑い空気が支配している曇天の下。野良猫だったら、こんな日中は日陰に隠れて、身を潜ませてるよね…。

 慌てて家に帰り、「こんなときにあると便利ですよ」と先生に教えてもらった、チャイナのレメディをスプレー瓶に落とし、水を入れ、水レメディを作る。フードとレメディ入りの水とスプレーを持って引き返す。

 遠めには毛を逆立たせたブラックスモークの中猫に見えたのだけど、いかにも「脱水してます」の毛がキジトラの小さな猫。
 まず、カリカリをもつもつと食べ始める。遅い。鼻汁が飛び散る。チャイナ入りの水も一口のんでくれた。そして、スプレーを目(粘膜)目がけてしゅっとひと吹き。
 うーと低くうなったけれど。

 なんとかなった。チャイナは脱水、貧血に効くレメディで弱ってる猫にまず必要なのだそう。たしかに、毛の色が落ち着いた感じもしたし、目が生き返ったような気がした。


 めちゃめちゃ人懐こい猫だった。しかし、信じられないくらいのシラミ。とりあえず、バリカン、シャンプー。しかし、弱った体にシラミはびっちりとしがみつき、とりきれず、孵化し始めているという。
 そして。エイズ。輸血が必要なほどではないけど、極度の貧血(PCV27%)。採血したときの赤血球が見た感じがあまりよくなかったそう。いわゆる再生不良性貧血のような。膵臓の値は高いけれど、肝腎は正常。

 ほうっておいたら、やはり数日の命だったでしょうね、という。そんな状態なのに、「こっこちゃん」となづけられた人懐こいおじいちゃん猫は、元気にごはんをもりもり食べているという。

 「たみおくんに勧められて来てくれたかな?」と、先生。

 そうなのだ。私はただ運んだだけ。ヒーラーの先生のもとへ。頼みます。

 この時期は、人にも猫にもしんどい季節だ。

******

 マテラッツィの悪言。ふと、南海ホークス時代(どこのチームの前身だ…)のノムさんのことを思い出した。監督兼キャッチャーのノムさん、バッターにぶつぶつと、なにやら声をかけるらしい。で、空振りをとったりするとか。「あぶさん」で読んだとき、えげつないことをする人だなあ…と思ったのだけど。「スラムダンク」だって、試合中の言葉による心理作戦は確かにあった。

 それにしてもねえ。
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# by takitochii | 2006-07-14 02:42 | 日常

「運」という字

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ちゃっかり


 マザーボールを今、もっぱら使っているのは母だ。寝るとき、足を高くして寝るといいと聞き、足枕的に使っている。「ちょうどいい塩梅だ~」とご満悦。
 日中、ベッドの上に乗せていると、気づくとこうしてちーがちんまり留まっている。「どったの?」てな感じに首をかしげて。
 こういう何気ない仕草が笑いを誘うから、猫ってすごい。

*****

 たみお、一周忌。

 先日、友人から、亡くなった愛猫の2回目の月命日だとメールをいただいた。愛猫の編みぐるみを月命日までに完成させよう!と、目や鼻の刺繍を何度もほどいては縫い…「(本猫はもっともっと美しかったのに)妥協の妥協」と、送ってくれた画像は、どこかやっぱり、亡くなった猫の面影があった。かわいい。こうした気持ちが、亡くなった猫の命の恵みとなりますように。

*****
 運という字は軍という字にシンニョウがついています。軍隊の如く大勢のものが走る具合を運と云い、運とはどえらい軍隊が潮の如く攻め寄せた時の如く、人間一人の力ではどうすることの出来ぬ勢いであると云うようにも考えられます。
 運の命ずるところのものが運命です。

新渡戸稲造「開運の鍵」より



 多分に影響されやすいなあとは思うのだけど、最近、「偶然ではなく必然」だったのだろうなあと思い至るような出来事に遭遇する。

 バイトを始めたのは生活のため、にほかならないのだけれど、考えてみれば、普段それほど話はしないそこの同僚の人に、「オーラの泉っておもしろいよ」と言われたのが、なんというか言われるべくして言われたことだったのかなあなんて、ふと思った。いつまで続けられるかなあと思いつつ、(バイト先は)今の私に行くべき場所だったのだなあって。

 週末、ものすごく気が重たい集会に出かけ、結果として「運という字」について教わった。そのためだけ(といってもいい)の出会いのために、行かされたのだなあと、思い至った。

 独りではどうすることもできない力。あらがうことができない力。ジダンだって、「ああしなければ」文字どおり有終の美を飾れたのに。何か本人にはどうすることもできない力に突き動かされて、ああいう終わり方を用意されてしまったんだなあ。そうそううまくはいかない。

 「そうじゃない、こっちだよ」とか、気づきのシグナルを、誰かがどこかで、誰かの口を借りて伝えようとしたり。

 「おお、そうか!」というような出会いがいくつかある。
 けれど。大切な存在との別れ(死)や苦境にどういう意味があるのかは、まだまだわからない。自分に必要なことなのだろうとは思いつつ。なんのために生きるのか、なんのために死ぬのか。これはいくつになっても、生きてる側にいる者には答えが出せないことなのかなあ。

*****

 「病気をその原因から治すホメオパシー療法入門(講談社α新書 渡辺順二)」を読んだ。これはとってもわかりやすい。ホメオパシージャパン書籍でないホメオパシー本、由井寅子さんとは別の語り口で書かれた(訳本ではない)本。

 「なにより本書は一ページあたりの単価が約四円という、他のホメオパシー本に類を見ないほどローコストな本である」と著者がいうのはちょっと余計かなあと思いつつ。巻末のホメオパシー療法が受診できる機関、レメディ購入先、関連団体・学校などの資料はお役立ちだと思う。
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# by takitochii | 2006-07-12 02:24 | 日常

受け難き人身を得て

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この「はこ(テレビ)」はなんでつか?


 昨日のエントリのタイトルが「ぬか漬け」で、肝心のぬか漬けにはひと言もふれずに終わっていた…。
 ブログを書くとき、もっと時間をかけたほうがいいんだろうなあと思いつつ、思いつくままを忘れないようだーっと書いてしまっている。書き込み画面の真っ先にある「タイトル」欄に、何を書こうか。これが意外に時間がかかったりする。

 最近のわが家のマイブームがぬか漬け。ぬか床も市販のもので済ませているのだけれど、これがまたうまい!
 「真っ白いごはんにぬか漬けをのっけて食べる」これだけで目頭が熱くなるほどうまい! というのを、昨夜、母は経験したと興奮しながら言っていた。きゅうりとかぶ。ぬか床の維持は難しいのだろうなあと思いつつ(これまでも、それで何度か中断された)。

 そういえば、同じような台詞を、かつて仕事の大先輩が言っていたのを懐かしく思い出す。今もご活躍なのだろうなあ。仕事上で、いつもは引き気味で、相手を立てる。けれど、譲れないときは押す。緩急自在で上からも下からも信頼の厚い人。夜遅くにコンビニ弁当を食べたところで本当の満足感は得られない。ごはんとぬか漬けがあればいいのよ~。

*****

 昨夜の「オーラの泉」もまた、おもしろかった。大関・千代大海がゲスト。闘争心、横綱になる意欲も失せた大関のオーラの色は「紫(情愛)」だという。「あなたに必要なのは赤(情熱)」「何を満足しているのよ」「前世で果たせなかったことをかなえるために、拝み倒してせっかく生まれてきたのに」

 そこそこ地位を得て、あとは運良く(横綱に)なれればいっかなあ、部屋にも尽くしたからもういっかなあ。今のうちにイタリア家具でも揃えてよっかなあ(大関はきれいなものが好き)、なんて、現状にまあ満足している大関に、「かわいいTシャツ着てごろごろ寝て漫画読んでる場合じゃありませんよ」と、笑いながらも諭す美輪さん、江原さん。

 そういえば、燃える心を維持するのが難しいと、かつて「かなりのやんちゃだった」大関の表情は、ちょっと格闘家とは離れていた。土俵にあがるときは自分、亡くなった父親、そして九重親方(千代の富士)の3人分、闘わなくてはと、美輪さん。

 相撲が好きだったのはずいぶん前だ。父が入院中、横綱・千代の富士と貴乃花の大一番があり、横になってテレビを見ていた父が、「大相撲だ」とつぶやき、むくりと起き上がってテレビに釘付け。
 千代の富士が負けた取り組みだった。世代交代。これを機に、相撲はあまり見なくなったような気がする。私にとっては本物の横綱は千代の富士で終わり、だった。あの闘争心はすごかったなあ。ウルフ。「体力の限界!」と、引退表明したのも潔かった。
人はいくつもの条件をクリアしてこの世に生まれてくる
たくさんの中から選ばれ
魂を磨く修行のチャンスを与えられる
生まれてきただけでありがたい


 人が生まれてくるまでには、実にさまざまな手続きが必要なのだと、美輪さんは言った。それこそ、パスポートを取るのに必要な手続きどころではないくらいに。そうやってやっとの思いで生まれてきたのだから、大切にしなくては。というのが、タイトルの「受け難き人身を得て」。

 「美輪さんって本当になんでも知ってるんですねえ」と、視聴者を代弁するかのような太一くんのリアクションがいい。

 そういえば、動物に好かれる人のオーラは「オレンジ色」だという。オーラの泉サイトによると、オレンジは「庶民的でおっちょこちょい」。ま、茶トラ(赤トラ、オレンジキャット)もそんな感じですから。

*****

 退行催眠によって前世とか死後のこととかを語る本の冒頭部をちらっと読んだ。肉体から魂が離れる瞬間の感覚を、「まるでバナナの皮をするっと脱ぎ捨てるような(心地良い)感じ」と、被験者が言っていた。

 難産して生まれてくる命があるように、亡くなるときも難産のような苦しみを味わう命もある。けれど、終焉の向こうには解放がある。そしてその先は? 読む進む前に寝てしまった…。

*****

 フランス勝利。今夜のハイライトが楽しみ。

*****

 最近、ものすごく疲弊しきった自分を感じる。魂を磨くどころではないわ~。根本体質(であろう)のネイチュミア(岩塩)のレメディをなめているけど、「そんなときはシイピア(Sepia イカ墨)」と教えられ、なめてみる。「これではいけない」という気持ちが少しはわいてくる(ような気がする)。

 「やる気が起きないときはシイピアとアクティブエレメント」と言ってた茶太鈴んち母さん。これもヒントになりました。ありがとう。ミネラルセットは最近、「自分にはいらないかも」と、お休みしてました。のむのはバイタルソルトがメインになっていた。

*****

 ひと言メッセージをいただいています。三七男へのファンメッセージ、ありがとうございます! 成猫の♂同士がたがいを認めて受け入れるまでにはやはり少し時間がかかるんじゃないでしょうか。大なり小なり、バトルがあるかもしれません。無理せず、ご自分の許容量を確かめながらがんばってください。応援してます。
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# by takitochii | 2006-07-06 01:41 | 日常

ぬか漬け

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仲良し?


 たきとちーの関係がよく表れている写真。ちーの片思い続行中(笑)。「たきちゃんのそばにいられたら、いいの」てな具合にひっくり返ってご~ろご~ろ喉を鳴らしている。
 仕方ねーな…と思いながらも、マイベッドだけは譲れないたき。でも、こんなふうに私と目が合い、私が「たきちゅあ~ん」と手を振ると、もそもそと下に下りてきて「にゃっ(なんにゃよ~)」と、寄り添う。
 ごめんね~ちっちゃん。

 「ネコが見るビデオ」以来、ちーはテレビにはまっている。気づくと、真剣にドラマやらなにやら、ジャンルにこだわらずに画面に見入っている。不思議で仕方ないのか、立ち上がって、白ミトンの手で画面を撫でたりもする。かわいい。

*****

 アンジェラ・アキという歌手をつい最近知った。ラジオで取り上げていた晩、帰宅してテレビのチャンネルを回したら歌っているところに出くわし。ちょっと暑苦しいかなあなんて思っていたところ、翌朝のワイドショーでズームインしていて、好感を持った。遅咲きの歌姫。徳島県生まれのハーフ。「ひたむき」という言葉がぴったりのシンガー。ストレートなメッセージ。

*****
 ワールドカップも大詰め。ほとんど知識がないので触れるのもおこがましいのだけれど、ジダンがかっこいい。ブラジルの四人組を封じ込め、本来の「らしさ」を発揮させないまま、フランスの勝利。ジダンがボールを持つと何かが決まる。ベテランの貫禄が気持ちいい。粋なウインクの仕方も(根拠はないけど)欧州人だなあと。この数日は、ジダンの記事を見てはふむふむと感心しきり。比べると、中田の引退は早すぎると思うのだけど。日本チームでは活躍できないともどかしさを感じても、何か別のアプローチがあるんじゃないのかなあ。ジダンのように請われて現役復帰というのもあるだろうし。だけどそういう信頼関係は築けてないみたいだから、無理なのかな。

 ナイナイのやべっちのコメントが、数あるコメンテーターの中でいちばんわかりやすかった。(勝てる試合を)日本と引き分けて落胆するクロアチア・サポーターと、「来てよかった」と喜ぶサムライブルーのユニフォームを着て帰国する日本サポーター(一部だろうけど、と断りながらも)。サポーターの意識そのものがこんなににも違うことにびっくりしたと、現地での感想を素直に言っている。
 わたし的には、ジェフ市原にいた親日家のリトバルスキーの解説も聞きたかったなあ。日本を応援していたのが、試合が進むにつれ、怒り、失望、落胆、あきらめと変わって最後には地元アナウンサーに慰められながらの解説・観戦だったという。

 やべっちはフランス-ポルトガル線が事実上の決勝戦、と言っていた。ジダンにいつも食われ続けているフィーゴの戦いぶりも楽しみ。

*****
 ふやかしたドライがOKだったので、今朝はそれに缶詰(ほたて)を少量加えた。朝がいちばん、空腹を訴えるので、朝食時が手作り食への切り替え時だ(と思っているわが家)。
 たき、「いらにゃい」。
 ちーは…想定内(これも古い言葉になっちゃったなあ)。「うまいでつ!」「おかわり!」ときれいに片づける。

 そのうち、スープ系でふやかしてみようと思う。通販は物色中。まずは手近に、文字どおりの手作りスープで。

 覚え書きとして。

 こちらのショップで見つけたナチュラルナースというドライフード、いつか試してみたい。栄養のめぐみも。
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# by takitochii | 2006-07-05 00:27 | 日常

またたび

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ビデオの鳥に気づき、ひげピンとなるたき


 数日前の夜、帰宅するとたきが床にびろ~んと伸びていた。顔の近くにうん○のようなものがひとつ。
 うっ…たきちゃん、粗相した? うっそーん。おそるおそるティッシュでつまんでみると…それはまたたびの実だった。なんと!またたびクッキーをくいちぎり、中からまたたびの実を取り出して、トリップしていたらしい。

 また別の日、キャットタワーの下のハウス部分におもちゃをしまってあるのだけれど、そこからとうがらし(リンクページのNo.336)を引っ張り出していた。何かがきっかけで、またたびにスイッチ入っちゃった?て感じ。調子はいいような気がする。 処方レメディがなくなるから、そろそろ病院で歯肉炎のチェックだ。

 またたびの粉や木には反応ないけど、実には激!反応。実が入ってるかどうかは不明だけど、ほかにネコ満足じゃ(リンクページ下のほう)にも異常に反応する。

*****

 eateatのドライフードを取り寄せ。以前ペットフードで健康になる!で紹介され、試したことがある、アジを原料としたフードにとてもよく似ている。
 それまで、ドライフードをふやかして与えたことはなかったのだけれど(そういえばモス家ではやってたよね)、eateatページの下のほうにある与え方を見て、たきの血液はドロドロだからなあと、水分をとらせるためにもふやかしてあげてみた。

 たしかに、ふやかすことでフレーバーがいっそう際だった。たきはちょこっとだけ食べた。
 さらに。フリーズドライの野菜は注文しなかったので、思いつきで利尿効果があるというきゅうりをみじん切りにして、ふやかしたドライフードにまぜてみた。

 すると。

 たきは見向きもしなかったけれど。ちーが! むさぼるように食べた。新しい味!(初めて食べるきゅうり)に興奮したのか、とにかくおなかがすいていたのかわからないけれど。一気に。顔を一度もあげることなく。
 台所からフードを置いてある廊下のほうを、母とかわるがわる様子を見ていたのだけれど。ちーの後ろ姿からは、「おいしいでつ!」「うまいでつ!」のオーラを感じたのだけれど(でも、とてもおいしいような代物ではないと思うんだけど。やっぱおいしいのかなあ)。

 こんなふうに、おいしい!って喜んで食べてもらえるのはいいよねえと、母としみじみ言う。

 たきが子猫のころは、「ドライフードと水があれば充分」という風潮だったと母に言うと、「だーっ!(ダメじゃん!)」。
 そうなんだよねえ。ドライもすべての栄養がとれるよう設計されているからと、水(ぬるま湯)でふやかすなんて発想がなかった。そういえば、硬くて味がほとんどないアズミラのドライも、ふやかせばフレーバーがたって食べやすかったのかな。

 食事は大事。そして、手作り食への道はまだまだ。入り口のあたりでいったりきたりのわが家なのだった…。
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# by takitochii | 2006-07-02 23:32 | 日常

Saying Goodbye

 アマゾンから、「東洋医学がペットを救う購入者へお知らせです」と、オススメ本の案内が届き、さっそく購入。
 西山ゆう子さんの本は、無条件に買う。といっても、この人の著作はこれまで小さな命を救いたいしかないのだけれど。不妊去勢手術の必要性がとてもよくわかる本。この人の文章はわかりやすく、実体験を淡々と描写しながらも、動物への愛にあふれた姿勢は心を打つ。

 北大獣医学部卒。日本の動物病院、在り方、意識などに失望し、単身渡米。「小さな…」では、渡米のきっかけをさらりと書いているけど、それは女性にすればとてもショッキングな体験だ。渡米してからアメリカでの獣医師の資格を取得するまでの並大抵ではない努力。資格試験に何度も落ち。ようやく、ステータスを得て、今は南ロサンゼルス市のガーディナ市で開業。

 なんの予備知識もなくうっかり買ってしまった本。注文翌日に届いて、その晩、一気に読んでしまった。これは久々の読書体験。

 「セイン グッバイ」とカタカナで頭に入ってきていたのだけれど、これは別れを告げる言葉だったのね。気づくのが遅い。動物病院に訪れる飼い主とペットとの交流、別れ。そして自分の愛犬と愛猫との別れ。10のエピソード。今、闘病中、介護ケアにある人には読むのはつらいかも。

 不妊去勢手術をしていればならないで済んでいたであろう病気(子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、停留睾丸など)に苦しむペットたち。そして。アメリカではかなりオプション(選択)度が高いであろう安楽死との向き合い。黙っていてもあと数日で亡くなることはわかっていても、この苦しみからの解放として選択すること。いわば麻酔薬によるオーバードーズ、と、伝えている。

 ネット上では、体験談はたくさんあるが、獣医師側からのペットの最期についての情報があまりにも少なく、実際にペットの最期に直面して初めて、「どうするのがベストか」と悩む人は多いのではないか、という。

最愛のペットへのさよならの仕方は、その人の人生、過去の経験、哲学、宗教、あるいは、個人の性格、経歴によって、実に様々である。


 不妊去勢手術を全員に施さず、300匹の猫の多頭飼育となった家から、シェルター(動物管理センター)へ移された「B78」と個体標識をつけられた猫。レスキューの家へ移されるが、そこでほかの猫からいじめられ、さらに別のレスキューの家へ。気が小さく、繊細な神経の持ち主、B78は、みんなが寝静まったときにようやくフードを食べる。
 容態が悪くなり、西山さんの病院へ連れてこられたときは、急性膵炎を起こしていたという(膵炎は、ストレスが要因で誘発される病気なのだとか)。
 もちろん、レスキューの女性は里親探しをがんばるのだけれど、保護当時1歳、グレーの美しい♀、ビビリのB78はもらわれる機会を逸し、歳月だけが過ぎていった。

 結局、西山さんの病院で入院し、最期を看取ってもらうことになるのだけれど、病院に来た日に、「この子に名前はないの?」と聞かれ、レスキューの女性が「ミッシーはどうかしら?」と答える。
 ミッシーと名づけられた3日後に、ミッシーは亡くなった。

 膵炎はとても痛いのだそうだ。肝炎併発、血糖値も高い。弱っていくミッシーとふと目があった西山さんが、「もしかしてこの子は撫でてほしいのじゃないかしら」と思い、点滴のチューブをつけたままのミッシーを抱き、膝に乗せて撫でながら残業をする。すると。
 ごろごろ…と、ミッシーが喉を鳴らすのが聞こえた。

 おそらく、生まれて初めて撫でられ、苦痛の最中にありながらもうれしくて喉を鳴らす猫……。

 脾臓腫瘍の摘出手術時に、妊娠13週目の西山さんは流産してしまう。
(このシーンを読んでいたとき、最終回放映が済んだばかりの「医龍」を思い出してしまった。どちらも瀬戸際の、ハードなシーンだ)
 西山さんはこれまで15回妊娠し、13回流産を経験。

自分のペットが、もし、予防できた病気で亡くなってしまた場合は、その教訓を忘れることなく、ぜひ、次のペットでは同じ過ちを繰り返さないようにしてほしい。
 不妊去勢手術さえしていたら、予防できたという病気が本当にたくさんある。肥満ゆえに寿命を短縮してしまう子がなんと多いことか。「かわいそうだから」といってデンタル(歯石取り)をしないで、ばい菌が心臓や腎臓に回って死んでしまうケース。特別なフードしか食べないように甘やかして、生活習慣病になっても、病気用の特別食を受け付けず、短命で一生を終える動物たち。
 正しい医学知識や予防医学を知り、正しい日常生活、食生活を行うことの重要性は、飼い主さんの多くが知っていることだろう。しかし、重要だと知っているだけでは役に立たない。それを毎日実行する勇気と力、そして本当の「愛」を持ってほしい。


久々の読書熱が冷めないまま、一気に書いてしまった。うっかり買ってしまった本には、思いがけない出会いが詰まっていた。
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# by takitochii | 2006-07-01 23:50 | 日常

太陽を力ずくで…

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庭に来た鳥が気になる



 ある人からの言葉に、自分が思いあがっていたことに気づかされ、それで胸のつかえがいくらか癒えた。これは自分に言い聞かせるために。バランス。やっぱ太極拳か。
 ありがとうございます。 


太陽を力ずくで西から昇らせることは出来ないように
人知の及ばない流れに対し、私がなんとかしていればと、
後悔しすぎるのも天に対して不遜になる場合もありますね。

亡くなった命を悼みつつ自然の流れを後悔せず受け入れる。
そんなバランスを取るのは大変ですが、生きる上で絶対必要であり、
やらなければいけない事です。

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# by takitochii | 2006-05-12 00:53 | 日常
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It's my basket.


 生協で買い物をして、レジに並ぶとき、必ず聞かれる「レジ袋はお使いですか?」。その度に、あちゃ~~、家にかごを置いてきたよ……となり、「はい」と返事をする。聞かれるのがいやでかごを購入したのにねえ。ついたきが使っているので、そのままにしておいている。
*****
 「最良のときにそばにいるのが飼い主なら、最もつらいときにもそばにいてあげるのが、飼い主の務め」
 ある方の言葉が心に残った。よく、最善の治療を…と病院に預けて入院治療となるけれど、最期の最期はやはり、家族で看取ることができるよう、その子に何が必要で、どこまで病院に頼るか。見極め判断はとても難しいと思う。まして、目の前で苦しんでいる子を少しでもラクにしてやれるものなら…と、飼い主はあれこれと思い悩む。

 「口からとる栄養が何よりも大事」ということで、もし強制給餌など流動食のステージにあるとしたら、家庭でもあげられるものがありますよ、とレシピを教えていただいた。覚え書きとして。

・ミネラルウォーター(軟水)…500cc
・はちみつ…7.5cc(大さじ1/2)
・自然塩…2.5cc(小さじ1/2)

※よく3つの計量スプーンがセットになっているけど、一番小さいスプーンは小さじではなく、「小さじ1/2」のスプーンだそうです

これらをよく混ぜたものを、1日大さじ8~10杯を目安にあげる


 生理食塩水とか、ポカリスウェットとか、そういうものと同じで、ミルクより吸収率がいい。脱水症状を避けるためにも。
 あと、意外に思われるかもしれないけれど、卵の黄身。それもブロイラーではなく、できれば自然卵を。カロリーエースも黄身を使った流動食。

 けっこう、これで命をつなぐことができるという。

 健康のカギとなるのは食事とワクチン。質のいい食事を。バラエティ豊かに。ワクチン接種には充分な配慮を。過剰ワクチン接種は、病気を植えつけるようなもの。

 病気になったとき、ドライしか食べられない子は本当に大変だと言った、実体験に基づいた言葉だっただけに、重い。
 ドライフードをローテーションしているだけではダメだよなあ。
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# by takitochii | 2005-10-07 14:06 | 日常