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猫といる日々


by takitochii

猫の歯肉炎・口内炎

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歯磨きセット


 nakonakoさんmito_and_tanuさんご兄妹から、たきにと、歯磨きセットをいただいた。自宅近辺の野良たちの保護ケアを長年こつこつと続け、家の子にした猫たちの口内炎ケアなども、本当に参考になることをいろいろうかがった。ありがとうございます。

 口内炎で苦しむ猫は多い。ご本人の快諾を得たので、nakonako家の口内炎ケアをご紹介します。

*****

歯茎の炎症(歯肉炎・口内炎)のことなのですが、我が家での体験を通した
治療を以下まとめてみました。←またまた余計なことなのですが…。
(お医者さんの意見・説明を自分なりに理解してまとめたものですが、素人が書
くものですのでご参考程度に止めておいてください。)


≪歯茎の炎症(歯肉炎・口内炎)における治療の流れ≫

Ⅰ.軽度のもの(ちょっと腫れているくらい)
・マキシガードをつける。
・歯磨きのとき、「歯を磨く」とともに、「歯茎のマッサージ」をする。(←人
間の歯肉炎対策のマッサージと同様)
・口内細菌の繁殖を抑えるためイソジン(10倍希釈)をつける。ただし、最近は
イソジンにより細胞が死ぬ恐れもあることが分かってきたため使用はお勧めでき
ない。
・歯ブラシはこちらがgood。

Ⅱ.重度のもの(腫れて食欲が減退・歯茎から血が出る)
(1)ステロイド
・まず、そもそもステロイド治療が効果がある子なのかを調べるため病理検査を
する(口内の細胞を二箇所取り、検査機関に送る。うちの場合はアメリカに送っ
てました。)
・ステロイドが効果があると分かった場合…
そもそもステロイドには効き目の弱いものと強いものがある。
(弱い)プレドニゾロン→一日で吸収される。
(強い)デキサメソゾン→効き目が長い。2週間もつ。
一般に口内炎の治療はデキサメソゾンを使うが、プレドニゾロンを使って効果が
出るならプレドニゾロンでいくべし。もしくは、すごく具合の悪い時のみデキサ
メサゾンを使う。
ステロイドは副作用も多いので、使用は控えめに。

人間より猫の方がステロイドへの耐性があるといわれているが、副作用はある。
先生の患猫で糖尿病の副作用が出た症例が一例あり。(←ただ、本当に稀な例らしい)

(2)抗生物質
ステロイドと併用することにより治療効果がより上がる。
我が家は、クリンダマイシンという抗生物質を使用。

(3)インターフェロン
免疫力アップ効果。ウィルス性口内炎の原因の一つであるカリシウィルス・ヘル
ペスウィルスを排除する。
ただし、個体によってはマイナスの効果になることがあり。先生の患猫で一症例
あり。
病理検査でステロイドが使えると解かったなら、インターフェロンは使わずにス
テロイドを使うのが無難。

(4)レーザー
理由は解からないが、レーザーをあてると口内炎の痛みが好転する。
本当は毎日でもやるといいのだが、物理的に無理なので週一位が一般的。
副作用なし。
ステロイドなどと併用するタイプの治療。

(5)ラクトフェリン
サプリメント。一応効くらしいが、我が家の場合はあまり実感はなかった。
副作用なし。
空腹時に歯茎にサラサラまぶす。
猫用のものも出ているが、人間用の純度の高いものの方がよい。人間の薬局で相談すると吉。
ステロイドなどと併用するタイプの治療。


(6)歯石取り
口内を清潔にするため。
麻酔をかけて取ってもらう。

(7)抜歯
歯の周りが病巣になりやすいため、歯を抜けば細菌・ウィルスの繁殖を抑えられる。
歯が触れて痛いことを防げる。
ただ、歯を抜いても根本解決にはならない。
歯は二度と生えないので抜歯は最後の手段。出来れば避けたい。我が家は行って
いない。

3.「2」を前提に一般的な治療
原則、レーザーとラクトフェリン。
具合が悪くなったときにステロイド・抗生物質を使用。(具合が悪いときもレー
ザーは続ける。ラクトフェリンは粒子が歯茎に当たって痛いので一時中止。)

4.我が家の治療(変則的。一般的でない)
もともと「3」を行っていた。
しかし、途中で我が家の個体には消炎剤であるメタカム(商品名:メロキシカ
ム)が効くと解かり、変更。
原則メタカム、悪化のときのみステロイド。

ただし、メタカムは腎臓に負担。
腎機能に影響が出ていないか、毎月腎パネル検査をしつつ使用している。

…とこんな感じです。
たきちゃんは軽度だと思うので「Ⅱ」はぜんぜん関係なかったかも。
長々すみませんでした。

 そして、mito_and_tanuさんから。歯磨きセットの使い方。
液体歯磨き「マキシガード」
・中に入っている白い粉は必ず混ぜてください。この粉に歯茎を良好に保つ効果があります。
※白い粉はビタミンCのようです
・保存は冷蔵庫で
・できれば毎日つけてあげてください

マキシガードをつけた所感
・歯茎の腫れ、口臭の低減(ほとんど感じません)
・歯石が硬くならず、ざっくりした感じになります


歯磨き手続き(わが家の場合)
・マキシガードをつける
・歯ブラシ(ワンタフト)で磨く
・水で流す(スポイトで)
・もう1回マキシガードをつける(ばっちり)

・歯石がついているときは歯石とり(スケーラー)でとる
・あまり力を入れると歯茎にダメージなので、軽く削る感じで(けっこうゾリゾリとれます)
・マメにとるといいです
・歯石とりはマメにとぐと切れ味大幅アップです
※画像奥のシャープナーでとぐ

# by takitochii | 2006-08-23 14:40 | 日常

ゲルマ樹液シート

 連日、蒸し暑い。「梅雨寒(つゆざむ)」が、今年はない。
 湿気除去に「おお、あれがあったか!」とごろごろ取り出したのがコンビニクーラー。冷やすのはさほどでもないのだけれど、スポット的に除湿してくれる、コンパクトな除湿機。台所にごろごろ。茶の間にごろごろ。すぐに満水になる。空気がからりとなるから助かる。エアコンの除湿より体にやさしいんじゃないかな。買うときはそれなりに迷ったけれど、よかった。ただし、東北地方以外でどれほど活躍するかは不明。

 この時期、毎年蕁麻疹やら(日光過敏症らしい)体調を崩す母だが、それなりに元気だ、今年は。
 ドラッグストアで見かけた足裏に貼る「ゲルマ樹液シート」を気に入ってくれた。私も気に入ったわ~。今夜は静脈瘤に貼ってみると、楽しそう。

*****

 「がんは誰が治すのか」を読書中。おもしろい。著者はプロポリスの効果を発見した人なのだけれど、夢の抗がん剤は存在しない。プロポリスはがんそのものを叩くのではなく、何かがんに対抗する免疫物質を引き出す介助的な働きをする、らしい。まだ読みかけだけど。自身もがんになり、アメリカで研究機関に所属し、科学者の文章は説得力がある。レイキとか整体とかも試したらしいけど…ホメオパシーは今のところ出てこないなあ。

*****

 月曜に、文字どおり行き倒れの猫を保護。最初見たときは心の中で「ごめん、がんばってくれ」と見過ごしたのだけれど、やっぱり気になって再びその場所にいったら。駐車場のタイヤ留めにぴったり横たわっていた。そっか、死んじゃって誰かが横に寄せたのかな。たみおと同じ場所に埋葬しようと思って近づいたら、むくりと首をもたげた。
 じわじわと、暑い空気が支配している曇天の下。野良猫だったら、こんな日中は日陰に隠れて、身を潜ませてるよね…。

 慌てて家に帰り、「こんなときにあると便利ですよ」と先生に教えてもらった、チャイナのレメディをスプレー瓶に落とし、水を入れ、水レメディを作る。フードとレメディ入りの水とスプレーを持って引き返す。

 遠めには毛を逆立たせたブラックスモークの中猫に見えたのだけど、いかにも「脱水してます」の毛がキジトラの小さな猫。
 まず、カリカリをもつもつと食べ始める。遅い。鼻汁が飛び散る。チャイナ入りの水も一口のんでくれた。そして、スプレーを目(粘膜)目がけてしゅっとひと吹き。
 うーと低くうなったけれど。

 なんとかなった。チャイナは脱水、貧血に効くレメディで弱ってる猫にまず必要なのだそう。たしかに、毛の色が落ち着いた感じもしたし、目が生き返ったような気がした。


 めちゃめちゃ人懐こい猫だった。しかし、信じられないくらいのシラミ。とりあえず、バリカン、シャンプー。しかし、弱った体にシラミはびっちりとしがみつき、とりきれず、孵化し始めているという。
 そして。エイズ。輸血が必要なほどではないけど、極度の貧血(PCV27%)。採血したときの赤血球が見た感じがあまりよくなかったそう。いわゆる再生不良性貧血のような。膵臓の値は高いけれど、肝腎は正常。

 ほうっておいたら、やはり数日の命だったでしょうね、という。そんな状態なのに、「こっこちゃん」となづけられた人懐こいおじいちゃん猫は、元気にごはんをもりもり食べているという。

 「たみおくんに勧められて来てくれたかな?」と、先生。

 そうなのだ。私はただ運んだだけ。ヒーラーの先生のもとへ。頼みます。

 この時期は、人にも猫にもしんどい季節だ。

******

 マテラッツィの悪言。ふと、南海ホークス時代(どこのチームの前身だ…)のノムさんのことを思い出した。監督兼キャッチャーのノムさん、バッターにぶつぶつと、なにやら声をかけるらしい。で、空振りをとったりするとか。「あぶさん」で読んだとき、えげつないことをする人だなあ…と思ったのだけど。「スラムダンク」だって、試合中の言葉による心理作戦は確かにあった。

 それにしてもねえ。
# by takitochii | 2006-07-14 02:42 | 日常

「運」という字

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ちゃっかり


 マザーボールを今、もっぱら使っているのは母だ。寝るとき、足を高くして寝るといいと聞き、足枕的に使っている。「ちょうどいい塩梅だ~」とご満悦。
 日中、ベッドの上に乗せていると、気づくとこうしてちーがちんまり留まっている。「どったの?」てな感じに首をかしげて。
 こういう何気ない仕草が笑いを誘うから、猫ってすごい。

*****

 たみお、一周忌。

 先日、友人から、亡くなった愛猫の2回目の月命日だとメールをいただいた。愛猫の編みぐるみを月命日までに完成させよう!と、目や鼻の刺繍を何度もほどいては縫い…「(本猫はもっともっと美しかったのに)妥協の妥協」と、送ってくれた画像は、どこかやっぱり、亡くなった猫の面影があった。かわいい。こうした気持ちが、亡くなった猫の命の恵みとなりますように。

*****
 運という字は軍という字にシンニョウがついています。軍隊の如く大勢のものが走る具合を運と云い、運とはどえらい軍隊が潮の如く攻め寄せた時の如く、人間一人の力ではどうすることの出来ぬ勢いであると云うようにも考えられます。
 運の命ずるところのものが運命です。

新渡戸稲造「開運の鍵」より



 多分に影響されやすいなあとは思うのだけど、最近、「偶然ではなく必然」だったのだろうなあと思い至るような出来事に遭遇する。

 バイトを始めたのは生活のため、にほかならないのだけれど、考えてみれば、普段それほど話はしないそこの同僚の人に、「オーラの泉っておもしろいよ」と言われたのが、なんというか言われるべくして言われたことだったのかなあなんて、ふと思った。いつまで続けられるかなあと思いつつ、(バイト先は)今の私に行くべき場所だったのだなあって。

 週末、ものすごく気が重たい集会に出かけ、結果として「運という字」について教わった。そのためだけ(といってもいい)の出会いのために、行かされたのだなあと、思い至った。

 独りではどうすることもできない力。あらがうことができない力。ジダンだって、「ああしなければ」文字どおり有終の美を飾れたのに。何か本人にはどうすることもできない力に突き動かされて、ああいう終わり方を用意されてしまったんだなあ。そうそううまくはいかない。

 「そうじゃない、こっちだよ」とか、気づきのシグナルを、誰かがどこかで、誰かの口を借りて伝えようとしたり。

 「おお、そうか!」というような出会いがいくつかある。
 けれど。大切な存在との別れ(死)や苦境にどういう意味があるのかは、まだまだわからない。自分に必要なことなのだろうとは思いつつ。なんのために生きるのか、なんのために死ぬのか。これはいくつになっても、生きてる側にいる者には答えが出せないことなのかなあ。

*****

 「病気をその原因から治すホメオパシー療法入門(講談社α新書 渡辺順二)」を読んだ。これはとってもわかりやすい。ホメオパシージャパン書籍でないホメオパシー本、由井寅子さんとは別の語り口で書かれた(訳本ではない)本。

 「なにより本書は一ページあたりの単価が約四円という、他のホメオパシー本に類を見ないほどローコストな本である」と著者がいうのはちょっと余計かなあと思いつつ。巻末のホメオパシー療法が受診できる機関、レメディ購入先、関連団体・学校などの資料はお役立ちだと思う。
# by takitochii | 2006-07-12 02:24 | 日常

受け難き人身を得て

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この「はこ(テレビ)」はなんでつか?


 昨日のエントリのタイトルが「ぬか漬け」で、肝心のぬか漬けにはひと言もふれずに終わっていた…。
 ブログを書くとき、もっと時間をかけたほうがいいんだろうなあと思いつつ、思いつくままを忘れないようだーっと書いてしまっている。書き込み画面の真っ先にある「タイトル」欄に、何を書こうか。これが意外に時間がかかったりする。

 最近のわが家のマイブームがぬか漬け。ぬか床も市販のもので済ませているのだけれど、これがまたうまい!
 「真っ白いごはんにぬか漬けをのっけて食べる」これだけで目頭が熱くなるほどうまい! というのを、昨夜、母は経験したと興奮しながら言っていた。きゅうりとかぶ。ぬか床の維持は難しいのだろうなあと思いつつ(これまでも、それで何度か中断された)。

 そういえば、同じような台詞を、かつて仕事の大先輩が言っていたのを懐かしく思い出す。今もご活躍なのだろうなあ。仕事上で、いつもは引き気味で、相手を立てる。けれど、譲れないときは押す。緩急自在で上からも下からも信頼の厚い人。夜遅くにコンビニ弁当を食べたところで本当の満足感は得られない。ごはんとぬか漬けがあればいいのよ~。

*****

 昨夜の「オーラの泉」もまた、おもしろかった。大関・千代大海がゲスト。闘争心、横綱になる意欲も失せた大関のオーラの色は「紫(情愛)」だという。「あなたに必要なのは赤(情熱)」「何を満足しているのよ」「前世で果たせなかったことをかなえるために、拝み倒してせっかく生まれてきたのに」

 そこそこ地位を得て、あとは運良く(横綱に)なれればいっかなあ、部屋にも尽くしたからもういっかなあ。今のうちにイタリア家具でも揃えてよっかなあ(大関はきれいなものが好き)、なんて、現状にまあ満足している大関に、「かわいいTシャツ着てごろごろ寝て漫画読んでる場合じゃありませんよ」と、笑いながらも諭す美輪さん、江原さん。

 そういえば、燃える心を維持するのが難しいと、かつて「かなりのやんちゃだった」大関の表情は、ちょっと格闘家とは離れていた。土俵にあがるときは自分、亡くなった父親、そして九重親方(千代の富士)の3人分、闘わなくてはと、美輪さん。

 相撲が好きだったのはずいぶん前だ。父が入院中、横綱・千代の富士と貴乃花の大一番があり、横になってテレビを見ていた父が、「大相撲だ」とつぶやき、むくりと起き上がってテレビに釘付け。
 千代の富士が負けた取り組みだった。世代交代。これを機に、相撲はあまり見なくなったような気がする。私にとっては本物の横綱は千代の富士で終わり、だった。あの闘争心はすごかったなあ。ウルフ。「体力の限界!」と、引退表明したのも潔かった。
人はいくつもの条件をクリアしてこの世に生まれてくる
たくさんの中から選ばれ
魂を磨く修行のチャンスを与えられる
生まれてきただけでありがたい


 人が生まれてくるまでには、実にさまざまな手続きが必要なのだと、美輪さんは言った。それこそ、パスポートを取るのに必要な手続きどころではないくらいに。そうやってやっとの思いで生まれてきたのだから、大切にしなくては。というのが、タイトルの「受け難き人身を得て」。

 「美輪さんって本当になんでも知ってるんですねえ」と、視聴者を代弁するかのような太一くんのリアクションがいい。

 そういえば、動物に好かれる人のオーラは「オレンジ色」だという。オーラの泉サイトによると、オレンジは「庶民的でおっちょこちょい」。ま、茶トラ(赤トラ、オレンジキャット)もそんな感じですから。

*****

 退行催眠によって前世とか死後のこととかを語る本の冒頭部をちらっと読んだ。肉体から魂が離れる瞬間の感覚を、「まるでバナナの皮をするっと脱ぎ捨てるような(心地良い)感じ」と、被験者が言っていた。

 難産して生まれてくる命があるように、亡くなるときも難産のような苦しみを味わう命もある。けれど、終焉の向こうには解放がある。そしてその先は? 読む進む前に寝てしまった…。

*****

 フランス勝利。今夜のハイライトが楽しみ。

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 最近、ものすごく疲弊しきった自分を感じる。魂を磨くどころではないわ~。根本体質(であろう)のネイチュミア(岩塩)のレメディをなめているけど、「そんなときはシイピア(Sepia イカ墨)」と教えられ、なめてみる。「これではいけない」という気持ちが少しはわいてくる(ような気がする)。

 「やる気が起きないときはシイピアとアクティブエレメント」と言ってた茶太鈴んち母さん。これもヒントになりました。ありがとう。ミネラルセットは最近、「自分にはいらないかも」と、お休みしてました。のむのはバイタルソルトがメインになっていた。

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 ひと言メッセージをいただいています。三七男へのファンメッセージ、ありがとうございます! 成猫の♂同士がたがいを認めて受け入れるまでにはやはり少し時間がかかるんじゃないでしょうか。大なり小なり、バトルがあるかもしれません。無理せず、ご自分の許容量を確かめながらがんばってください。応援してます。
# by takitochii | 2006-07-06 01:41 | 日常

ぬか漬け

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仲良し?


 たきとちーの関係がよく表れている写真。ちーの片思い続行中(笑)。「たきちゃんのそばにいられたら、いいの」てな具合にひっくり返ってご~ろご~ろ喉を鳴らしている。
 仕方ねーな…と思いながらも、マイベッドだけは譲れないたき。でも、こんなふうに私と目が合い、私が「たきちゅあ~ん」と手を振ると、もそもそと下に下りてきて「にゃっ(なんにゃよ~)」と、寄り添う。
 ごめんね~ちっちゃん。

 「ネコが見るビデオ」以来、ちーはテレビにはまっている。気づくと、真剣にドラマやらなにやら、ジャンルにこだわらずに画面に見入っている。不思議で仕方ないのか、立ち上がって、白ミトンの手で画面を撫でたりもする。かわいい。

*****

 アンジェラ・アキという歌手をつい最近知った。ラジオで取り上げていた晩、帰宅してテレビのチャンネルを回したら歌っているところに出くわし。ちょっと暑苦しいかなあなんて思っていたところ、翌朝のワイドショーでズームインしていて、好感を持った。遅咲きの歌姫。徳島県生まれのハーフ。「ひたむき」という言葉がぴったりのシンガー。ストレートなメッセージ。

*****
 ワールドカップも大詰め。ほとんど知識がないので触れるのもおこがましいのだけれど、ジダンがかっこいい。ブラジルの四人組を封じ込め、本来の「らしさ」を発揮させないまま、フランスの勝利。ジダンがボールを持つと何かが決まる。ベテランの貫禄が気持ちいい。粋なウインクの仕方も(根拠はないけど)欧州人だなあと。この数日は、ジダンの記事を見てはふむふむと感心しきり。比べると、中田の引退は早すぎると思うのだけど。日本チームでは活躍できないともどかしさを感じても、何か別のアプローチがあるんじゃないのかなあ。ジダンのように請われて現役復帰というのもあるだろうし。だけどそういう信頼関係は築けてないみたいだから、無理なのかな。

 ナイナイのやべっちのコメントが、数あるコメンテーターの中でいちばんわかりやすかった。(勝てる試合を)日本と引き分けて落胆するクロアチア・サポーターと、「来てよかった」と喜ぶサムライブルーのユニフォームを着て帰国する日本サポーター(一部だろうけど、と断りながらも)。サポーターの意識そのものがこんなににも違うことにびっくりしたと、現地での感想を素直に言っている。
 わたし的には、ジェフ市原にいた親日家のリトバルスキーの解説も聞きたかったなあ。日本を応援していたのが、試合が進むにつれ、怒り、失望、落胆、あきらめと変わって最後には地元アナウンサーに慰められながらの解説・観戦だったという。

 やべっちはフランス-ポルトガル線が事実上の決勝戦、と言っていた。ジダンにいつも食われ続けているフィーゴの戦いぶりも楽しみ。

*****
 ふやかしたドライがOKだったので、今朝はそれに缶詰(ほたて)を少量加えた。朝がいちばん、空腹を訴えるので、朝食時が手作り食への切り替え時だ(と思っているわが家)。
 たき、「いらにゃい」。
 ちーは…想定内(これも古い言葉になっちゃったなあ)。「うまいでつ!」「おかわり!」ときれいに片づける。

 そのうち、スープ系でふやかしてみようと思う。通販は物色中。まずは手近に、文字どおりの手作りスープで。

 覚え書きとして。

 こちらのショップで見つけたナチュラルナースというドライフード、いつか試してみたい。栄養のめぐみも。
# by takitochii | 2006-07-05 00:27 | 日常